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1995-08-18
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13KB
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456 lines
VIL Application Layout Editor
V A L E
V0.91
リファレンスマニュアル
STUDIO MU 風の谷のガンダルフ
1995.8.19
§1 基本操作法
VALE自体もVILを使用しているので,基本操作法はVILと同じです。
メニュー選択は,カーソルキーでカーソルを合わせてリターンキーを押すか,マ
ウスで左クリックします(一応パッドも対応していますが……)。
メニューを閉じるときは,[取消]キーを押すか,右クリックします。
§2 コマンド説明
VALEを立ち上げると画面上部にメニューバーが現れ,編集/実行/ファイル
のメニューが表示されます。これをメインメニューと呼びます。なお,終了すると
きは一番右の「終了」を選んで下さい。
§2.1 編集
インタフェースデータの編集を行います。
はじめに作成するモジュールの型を選択してください。現バージョンでは,ウ
ィンドウ,メニューのいずれかです。
§2.1.1 ウィンドウ編集
現在作成されているウィンドウの一覧表が出ます。編集したいウィンドウを
選択してください。
ウィンドウを選択すると,操作メニューが出ます。現バージョンでは「変更」
と「削除」のみ有効です。
「削除」を選択すると,そのウィンドウデータをクリアします。
「変更」を選択すると,そのウィンドウのパラメータ一覧が表示されます。
変更したいものを選択してください。
・ウィンドウ名
VALEで管理のためつける名前を入力します。作成するアプリケーショ
ンの動作には関係しません。省略すると,”ウィンドウ”+ウィンドウ番
号になります。
・ラベル
そのウィンドウモジュールのラベルを入力します。実際のプログラムでは,
入力したラベルの頭に "WIN_" が付加されます。
・描画モジュール
ウィンドウへの描画を行うユーザルーチンのラベルを入力します。なにも
入力しなければ,呼び出しは行われません。
・呼出モジュール型
- 1 -
ウィンドウを開いた後,呼び出すモジュールの型を選択します。リターン
キーで,型が順に変わっていきます。
・呼出モジュール
ウィンドウを開いた後,呼び出すモジュールのラベルを入力します。ここ
にメニューモジュールを設定すれば,このウィンドウが開いた後,そのメ
ニューが現れることになります。実際のプログラムでは,”呼出モジュー
ル型 +"_"+ 呼出モジュール”のラベルを呼び出します。
・左上隅座標
・右下隅座標
ウィンドウの座標を入力します。
・サイズ
ウィンドウのサイズが表示されます。現バージョンでは,選択してもなに
も起こりません。
・タイトル
ウィンドウのタイトルバーに表示する文字列を入力します。
・属性
ウィンドウの属性を決定します。選択した属性の ON/OFF がトグルで変化
します。
変更が終わったら,取消キーを押すと,データを登録するか聞いてきます。
「データ登録」を選ぶと,今回変更した結果を登録して,編集ウィンドウの選
択に戻ります。「データ破棄」を選ぶと,今回の変更を捨て,パラメータを変
更前の状態に戻します。「編集続行」を選ぶと,パラメータ編集画面に戻りま
す。
§2.1.2 メニュー編集
現在作成されているメニューの一覧表が出ます。編集したいメニューを選択
してください。
メニューを選択すると,操作メニューが出ます。現バージョンでは「変更」
と「削除」のみ有効です。
「削除」を選択すると,そのメニューデータをクリアします。
「変更」を選択すると,そのメニューのパラメータ一覧が表示されます。変
更したいものを選択してください。
・メニュー名
VALEで管理のためつける名前を入力します。作成するアプリケーショ
ンの動作には関係しません。省略すると,”メニュー”+メニュー番号に
なります。
・ラベル
そのメニューモジュールのラベルを入力します。実際のプログラムでは,
入力したラベルの頭に "MENU_" が付加されます。
・メニュータイプ
現バージョンでは無効です
・描画モジュール
メニュー項目などをウィンドウ描画するユーザルーチンのラベルを入力し
- 2 -
ます。ただし,メニュー項目が単純な文字列ならば,後述のボックス編集
で文字列を設定することにより,描画ルーチンは自動生成されます。なに
も入力しなければ,呼び出しは行われません。
・取消時呼出モジュール型
取消キーを押したときに呼び出すモジュールの型を選択します。リターン
キーで,型が順に変わっていきます。
・取消時呼出モジュール
取消キーを押したときに呼び出すモジュールのラベルを入力します。実際
のプログラムでは,”呼出モジュール型 +"_"+ 呼出モジュール” のラベ
ルを呼び出します。
・取消で終了
選択するとトグル変化動作します。これが設定されていると,取消キーを
押したときにこのモジュールを抜けるようになります。
・取消でウィンドウ閉じる
選択するとトグル変化動作します。これが設定されていると,取消キーを
押したときにこのメニューを表示しているウィンドウを閉じるようになり
ます。
・[パラメータ設定]
パラメータ編集メニューを開きます。
-基準ボックス左上隅座標
-基準ボックス右下隅座標
基準ボックス(VILのマニュアル参照)の座標を入力します。
-基準ボックスサイズ
基準ボックスのサイズが表示されます。現バージョンでは,選択して
もなにも起こりません。
-ボックス横個数
-ボックス縦個数
ボックスを,縦横それぞれ幾つ並べるかを入力します。
-ボックス横間隔
-ボックス縦間隔
ボックスの縦横間隔を何ドットにするかを入力します。ここでいう間
隔とは,隣合うボックスの対応する頂点間の距離です。したがって,
ボックスの辺の長さを含みます。
-ボックス番号開始
ボックス番号を何番から始めるかを入力します。
-並びの優先方向
-並びの横方向
-並びの縦方向
ボックスの並べ方を設定します。選択すると,トグル変化します。
・[ボックス設定]
このメニューのシミュレート表示とボックス編集を行います。
- 3 -
まず,設定したパラメータにしたがってボックスが並べられます。ここで,
通常のメニュー選択と同様にして,ボックスの一つを選択出来ます。
ボックスを選択すると,そのボックスのパラメータ設定メニューが開きま
す。
-項目文字列
そのボックス内に表示する文字列を入力します。この文字列は,実際
のプログラムでも表示されるようにプログラムが作成されます。
-項目番号表示
現バージョンでは無効です。
-呼出モジュール
このボックスを選択したときに呼び出すモジュールの型を選択します。
リターンキーで,型が順に変わっていきます。
-呼出モジュール型
このボックスを選択したときに呼び出すモジュールのラベルを入力し
ます。実際のプログラムでは,”呼出モジュール型”+"_"+ 呼出モジ
ュール”のラベルを呼び出します。ここにウィンドウモジュールを設
定すれば,このボックスを選択するとそのウィンドウが開かれること
になります。
-選択時メニュー終了
選択するとトグル変化動作します。設定されていると,このボックス
を選択して呼出モジュールを呼んだ後,このモジュールを抜けるよう
になります。
-選択時ウィンドウ閉じる
選択するとトグル変化動作します。設定されていると,このボックス
を選択して呼出モジュールを呼んだ後,このメニューを表示している
ウィンドウを閉じるようになります。
-ショートカットキー
現バージョンでは無効です。
変更が終わったら,取消キーを押すと,データを登録するか聞いてきます。
「データ登録」を選ぶと,今回変更した結果を登録して,編集ウィンドウの選
択に戻ります。「データ破棄」を選ぶと,今回の変更を捨て,パラメータを変
更前の状態に戻します。「編集続行」を選ぶと,パラメータ編集画面に戻りま
す。
§2.2 実行
作成したインタフェースの実行をシミュレートします。
まずウィンドウが開き,実行するモジュールを聞いてきますので,ラベル名を
入力してください。そのモジュールを起点としてシミュレートを開始しますので,
インタフェースの一部だけ実行することができます。
ラベルを入力すると,実行モードに入ります。このモードではメニューの選択
や取消入力により,ウィンドウからウィンドウへと渡り歩くことができます。ま
た,実行中のモジュールラベルが,テキスト画面に表示されていきます。ユーザ
ルーチンについては,実際に呼び出す代わりにラベル名を表示します。起点とな
ったモジュールを抜けた場合や,呼び出そうとしたモジュールが作成されていな
い場合は,メインメニューに戻ります。
- 4 -
また,対応する属性が ON になっているウィンドウは,このモードで移動・サ
イズ変更ができ,その結果はそのままデータに反映されます。したがって,とり
あえず編集段階では属性をすべて ON にしておけば,このモードで位置・サイズ
の修正ができます。
§2.3 ファイル
データの保存・読込やプログラム作成を行います。
ファイルメニューが開き,以下の機能を選択できます。
§2.3.1 読込
保存したデータを読み込みます。
ファイル名を聞いてくるので,拡張子を付けずに入力してください。
ファイルが見つからなかった場合は,なにもしません。
§2.3.2 保存
作成したデータを保存します。
ファイル名を聞いてくるので,拡張子を付けずに入力してください。データ
は " ファイル名.VLD" という名前で保存されます。
同名ファイルが存在する場合は,黙って上書きするので注意してください。
§2.3.3 プログラム作成
作成したデータを,BASIC プログラムとしてファイルに出力します。
ファイル名を聞いてくるので,拡張子を付けずに入力してください。データ
は " ファイル名.PRG" という名前で保存されます。これは, ユーザルーチン
などを付け加えたプログラムに上書きしてしまうのを防ぐためです。
このコマンドでインタフェースプログラムを作成した後は,以下の手順でア
プリケーションを完成させます。
1. インタフェース部で呼び出しを定義しておいたユーザルーチンを作成し,
インタフェースプログラムにマージする
2. VILのローダファイル VIL.BAS をマージする
3. VIL設定ファイル VIL.CNF, アプリ設定ファイル APPLI.CNF をカレン
トディレクトリにコピーし, 必要なら修正する (VILのマニュアル参
照)。
アプリ初期環境ファイルは,後述の「環境ファイル作成」コマンドで作成
しておく。
4. プログラムを実行すると,VILのパッケージファイルが自動的にマージ
される。
なお,デフォルトで必ず呼び出されるユーザルーチンとして,以下のものが
あります。
- 5 -
・USR_STARTUP
VIL初期化前に呼び出されます。初期化中表示しておくスタートアップ
画面の描画や,VIL初期化に先立ってしておくべき設定などを行ってく
ださい。
・USR_INIT
VIL初期化の直後に呼び出されます。ユーザ変数の初期化などを行って
ください。
このルーチンを呼び出したあとは,100 番(一番若い番号)のウィンドウ
モジュールが呼び出されます。
§2.3.4 環境ファイル作成
作成するアプリ用の初期環境ファイルを出力します。
ファイル名を聞いてくるので,拡張子を付けずに入力してください。データ
は " ファイル名.ORG" という名前で保存されます。
§2.3.5 旧データ読込
現バージョンでは無効なコマンドです。
- 6 -
~ 目次 ~
1 基本操作法 .......................................................... 1
2 コマンド説明 ........................................................ 1
2.1 編集 ........................................................ 1
2.1.1 ウィンドウ編集 ...................................... 1
2.1.2 メニュー編集 ........................................ 2
2.2 実行 ........................................................ 4
2.3 ファイル .................................................... 5
2.3.1 読込 ................................................ 5
2.3.2 保存 ................................................ 5
2.3.3 プログラム作成 ...................................... 5
2.3.4 環境ファイル作成 .................................... 6
2.3.5 旧データ読込 ........................................ 6
- i -